アフィリエイトのモチベーションを高めるには”自己効力感”が大事?
前回の潜在意識のお話に引き続き、また心理学的なお話をしたいと思います。
今回のテーマは「自己効力感」というものです。
多くの方はこの自己効力感という言葉は聞き慣れていないかと思いますが、この自己効力感があるか否かでアフィリエイトで稼げるかどうかはガラッと変わるんです。
そこで当記事では、その自己効力感というものは一体どういったものなのか、詳しく解説をしていきたいと思います。
アフィリエイトに重要な”自己効力感”のお話
自己効力感とは?
自己効力感(self-efficacy)とは、「自分がある状況において必要な行動をうまく遂行できるかという可能性の認知」と定義されており、自己に対する信頼感や有能感を指しています。
平たく言えば「私ならきっとできる!」「俺なかなかやるじゃん!」といった肯定的なセルフイメージのことですね。
この自己効力感を持っているか否かによって、アフィリエイトで稼げるかは大きく決まっていると僕は感じます。
つまり、アフィリエイトで稼げない人は自己効力感が低いのに対し、稼げる人の多くは自己効力感が高いのです。これを少し実例を踏まえて解説してみましょう。
アフィリエイトで稼げない人は自己効力感が低い
アフィリエイトで稼げない人は自分に自信がなくて「自分は絶対成功できる!」といった根拠のない自信を持てない方が多いと感じます。
むしろそういった人は「自分はどうせ失敗する」「自分は何もできない」といった感情が心のどこか深くに渦巻いています。それでは潜在意識的に成功を遠ざけてしまい、結果として成功は遠ざかってしまうんですよね。そうすると自己効力感(自己への自信・期待感)はさらに失われてしまいます。
災難なことに、この低い自己効力感は負のスパイラルを起こしてしまうんですよね。
自己効力感の負のスパイラル
↓
「どうせ自分は稼げない」
↓
「低いモチベーション」
↓
「実際に稼げない」
↓
「自己効力感がさらに低下」
自己効力感が低いと、こういった流れを自分で作り出して抜け出せなくなってしまうんです。そうするとアフィリエイトはもちろん成功しませんし、他の仕事でも上手くいかないきっかけを作っていきます。
アフィリエイトで稼げる人は自己効力感が高い
逆にアフィリエイトで稼げている人の自己効力感はかなり高いと感じます。
僕はアフィリエイトで稼いでいる人にたくさん会ってきましたが、その中に自信のない方なんて全然いなかったです。みんな自己効力感が強く「俺はできる」のオーラをまとっていましたね。
アフィリエイトで稼げている多くの人は、最初から根拠のない自信のある方が多いんです。
そういった自信家は「自分ならやればできる」と信じているので、実際にその未来を引き寄せてきます。成功者を例にとると、前に紹介した羽生結弦くんなんかはこの実践は上手いですね。
自己効力感の正のスパイラル
↓
「俺なら必ず稼げる」
↓
「高いモチベーション」
↓
「実際に稼げる」
↓
「自己効力感がさらに強く」
このように自信家で自己効力感が高いと、上記のような正のスパイラルに乗って成功はぐっと近くなります。もちろんアフィリエイトだけではなく、色々な成功体験を引き寄せてくるでしょう。
実際、僕も根拠のない自信から専業化した
サイトも作ってないのに専業化する自信
例えば僕もサイトを持ってすらないのに会社を辞めて専業化しました。一見すると完全に無謀ですが、「自分なら必ず成功する」という根拠のない自信があったんですよね。
逆に「稼げないかもしれない」なんてイメージは全くと言っていいほどありませんでした。稼ぐのは時間がかかるかもしれないけど、たぶんなんとかなるだろという感じです。能天気で楽観的ですよね。
しかし実際、僕は半年という短期間で月20万稼げるようになりました。根拠のない謎の自信によって、実際に目標を現実化させられたんですよね。(ただ、この目標達成はいろんな人のアドバイスがあったおかげです。僕だけの力ではもっと達成に時間がかかっていました。)
過去の成功体験から自信が生まれる
なんでその「根拠のない自信」が湧いてくるのかといえば、これまでの人生で成功体験を重ねてきたからかもしれませんね。
僕は理学療法業界ではそこそこ名のある私立大学に通っていましたが、その大学での成績はトップでした。国家試験の本番は229/280点という高得点で学年1位を取りましたし、全国でも100位以内に入れるほどの成績は残してました。
こういった経験から、自分ならやればできるという過剰な自信が生まれてきているんだと思うのです。(なお、その後1年で理学療法士を辞めますw)
別に僕は天才ではない。劣等生が成功体験を積んだだけ
「なんだコイツ天才だから成功したんじゃん!」という人もいるかもしれませんが、実際そうではありません。
むしろ僕は高校2年までの成績は学年でも最下位レベル(150/160位)でした。ゲーム(モンハン)に青春を捧げすぎてしまい、勉強をやらずに過ごしてきた結果ですねw普通に高1の問題が解けなくて馬鹿にされるレベルです。
しかも頑張って勉強しても成績が全く伸びないので、モチベーションも低く、さらにできる気がしなくなってました。思いっきり負のスパイラルにハマった劣等生だったんですよね。
この成功体験からコツを掴んだと同時に、「おろ?俺もやればできるんじゃね?」という自信が生まれていったのですね。これを気に正のスパイラルへと転化して、最終的には総合成績で校内1位も一回だけ取れました。
このように、劣等生でも成功体験を積んでいくと自信が生まれ、優等生を倒していけるようになるのです。これはアフィリエイトでも同じこと。
アフィリエイトに大切な”自己効力感”の育て方
小さな成功体験を重ねる
自己効力感を育てたいなら「小さな成功体験」を重ねていくことに尽きます。
アフィリエイトで言えば「アクセスが伸びた」「上手く記事が書けた」「売上が初めて1件出た」といったことが成功体験ですね。こういった出来そうで出来ない課題(成功率60%の課題)をどんどんこなしていきましょう。そうすると次第に自己効力感は高まるものです。
小さな成功体験を思いっきり褒める
また、こういった成功体験を得られたなら思いっきり自分を褒めてあげましょう。
「私ってやればできるじゃん!」と口に出して過剰に褒めます。そうすると不思議なことにどんどん自信がついていき、成功体験が舞い込んでくるはずです。
成功体験→褒めるをひたすら繰り返す
こうやって出来そうで出来ない課題(成功率60%課題)をどんどんこなしていき、その成功を褒め続けることで自己効力感は高まり続けます。
成功体験を褒める例
「またアクセス伸びたぞ、すごい!」
「前よりも記事を書くのが上手くなったし早くなった!」
「読者から嬉しいコメントがもらえた!」
「初めて発生した!この調子ならすぐ5万行けるぞ!」
といった具合に成功体験を褒めたくります。
すごく自信過剰な人に見えると思いますが、これを意識的に実践し続けるんです。そうすると気づいたら大きな成功体験(例:月5万達成)を手に入れることができるはずですよ?
まとめ
アフィリエイトする上で実は大切な「自己効力感」のお話でした。
稼げていない人は自己効力感が低めな傾向があるのですが、これは小さな成功体験を積むトレーニングで高めていけます。そうやって自己効力感を高める練習をしていくと、自ずと成果は出てくるのではないでしょうか?
僕としてはライティング/SEO/リサーチなんかよりも、よほど大事なことだと思います。初心者の方はそういった応用テクニックを身につけようとするのが大好きですが、これを本格的に習得するのは後からで十分なんですよね。
まずは騙されたと思って、小さな成功体験から自己効力感を高めていくトレーニングをしてみてはどうでしょう?